セルフケア

ヨシ院長

症状の緩和目的や悪化防止に、自分で出来る対策を紹介します。

治療と併用すると早期改善につながります。

注意事項

人間は直感的に、今の自分にとって「良いこと、悪いこと」を感じれる力があります!やってみて「気持ち良い感覚」は有効に働きます。やってみて「嫌な感覚、気持ち悪さ、辛く感じる」ようなら中止しましょう!その場合は、状況や体質に適していないか、やりすぎで過剰になっています。

頭痛のセルフケア

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膝痛のセルフケア

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温熱療法

一番手軽にできる対策です。患部や全身を温めることで血流を改善させ、心身をリラックス状態にすることで、症状の緩和や悪化防止に効果があります。

ただし、1回での体に与える影響は大きくないので、繰り返し行う必要があります。

ホットパック

ホットパック

患部を直接温めるセルフケアグッツです!レンジでチンするホットパックが、ネットやドラックストアで販売されていますのでぜひ使ってください!

寝る前に布団の中で使ったり、朝起きて患部を温めるのに使うのがおすすめです。だんだん冷めるので低温火傷にもならないのでおすすめです!

ヨシ院長

自宅で使いやすく、特におすすめです。

温泉・入浴

全身を温めることで、全身の血流改善による疲労の回復、リラックス効果が期待できます。毎日シャワーの方は、お風呂につかるようにすると日々の疲労が軽減されます。

全身性の症状緩和や悪化防止、免疫力の向上に効果があり、温泉の成分によっては様々な効果が期待できます。

高温を短時間では無く、リラックスできる温度をゆっくりつかる方が効果が出やすいでしょう!

睡眠時の保温

冬はかなり重要な対策です!起きている間は冷えない様に対策をとるのですが、睡眠時に首肩を冷やして悪化させることがあります。

布団では首肩を完全に覆えず、隙間が空くことで冷えた空気に触れて患部が冷やされるからです。

首肩を覆えるようなタオル、ネックウォーマーなどをしながら寝ると悪化の防止になります。

ヨシ院長

首肩や頭痛、腕の症状の人は超有効です!

運動療法

運動に勝る予防法は無い!と言われるほど、有効なセルフケア対策の一つです。筋肉を動かすことで血流改善と筋肉の増強、心肺機能の向上、免疫力向上などに効果があります。

ただし、運動には肉体的疲労が伴いますので、痛み症状が強い時、肉体が弱っている時などは向きません!

症状が改善して来た段階から、少ない時間、少ない負荷の運動から始めるようにしましょう!

ストレッチ

筋肉の柔軟性を高めたり、筋肉を温めることで症状の緩和、悪化の予防が出来ます。軽度の痛みがある段階から行えます。

体を温めた状態の方が効果がありますので、お風呂上りや、温かい飲み物を飲んだ後に行うと痛み少なく行えます。

強い痛みを感じる程度にやるのはおすすめしません。気持ちよくできる程度を繰り返して下さい。

有酸素運動

散歩、ウオーキング、ジョギングなどを段階を踏みながら行いましょう!

痛みや不調があるうちは、15分~30分以内の散歩を深呼吸しながらから始めましょう。週1、2回からでいいです。

いきなりの長い時間やハードな動きは逆効果を生みます。気持ちの良い感覚で行える程度にしてください。症状が悪化する場合はやりすぎです。

筋トレ(無酸素運動)

《注意!》 筋肉トレーニングは痛みや症状の軽減ができてから行いましょう!

筋トレは筋肉に負荷をかけ、筋繊維を傷つけることで筋肉を肥大させる方法です。太くなった筋肉は疲労しにくくなり、肉体的不調や疲労の予防につながります。

筋トレには筋肉疲労や筋繊維のダメージが必ず起こります。同じ筋肉のトレーニングには回復期間を数日空けて行いましょう。

市販薬・湿布など

消炎鎮痛薬

ロキソニンやボルタレンなど、市販薬と処方薬の湿布(塗るタイプも同じ)には消炎鎮痛効果があります。

消炎鎮痛とはその名前の通り、「炎症を抑える、痛みを止める」成分が入っています。

なので、患部に炎症が起こる、打撲、捻挫、肉離れなど、急性症状(いきなり起こった痛み)の初期には有効です。

メカニズム

消炎効果による血管収縮が血流を悪くすることで、炎症や出血を抑えることができる。

ただし、慢性疾患(ある程度日にちが経過した症状)には逆効果です!

慢性的な症状のほとんどが、患部の血流障害が起きています。消炎効果の血管収縮は「患部の血流を悪くする」ので、慢性化が進み状況は改善されません。

一時的に痛みは止めますが、むしろより慢性化します。使い方を間違えないようにしましょう。

消炎鎮痛薬を使うのは、初期症状のみです!

そして、鎮痛効果が痛みの一部を感じれ無くします。

痛み止めで痛みを一時的に止めても、患部の修復は促進されません。

むしろ痛みが弱くなるせいで動いてしまい、悪化してしまうケースが多いです。

*傷口があるのに、痛みが感じれ無いから動いてしまい、傷口が広がるイメージです。

とりあえず今日は仕事が休めない!

痛み止めで何とか乗り切りたい!という状況には適しています。

ただし、根本的に治るものではありません。痛み止めが効いている間に、改善(軽減)するのを待つ!といったものです。

なので安静が必須です!

消炎鎮痛薬を使う場合は、必ず治療や安静が必要なのです!( ゚Д゚)

ヨシ院長

薬は使い方で薬にも毒にもなります。使い方をよく確認しましょう!